9月1日の原稿にも書いたように機械を信用し切れなくなったことと、このところの地震の回数の多さも手伝って、いつ何があっても困らないように、DVDレコーダーのハードデスクやパソコンのハードデスクに入れてあるものをDVDやCDにせっせとダビングしている。特にこの『お耳を拝借』の原稿は念のため2枚も焼いた。
最初のうちはそれらのCDの表面にマジックで内容を書いていたが、それだけでは無味乾燥でちっとも面白くない。そこで『思いどおりにさくさく作れる』というソフトを買ってきて、映画、ドラマ、歌、ホームビデオ、原稿、写真などの内容に添って、より近いデザインを選んでラベル作りに勤しんでいる。忙しいのによくやるわね、と言われるが楽しい作業はちっとも苦にならない。
それを見て孫もVHSに入っているお気に入りの映画『リトル・プリンス(小公子)』や『スチュアート・リトル』などをDVDにダビングして欲しいと言い、自らラベルを作ってご機嫌である。
デジカメで撮った旅行の写真もDVDに収めインデックスカードも添えて、一緒に行った友人にも配った。こうしてあちこちにバラ撒いて置くのも何かの時の用心になる。昔、戦火で家のアルバムは総て焼失したが、親戚から回収して新たにアルバムが作れた。そんなことは無いにこしたことはないが、痛い経験は何度もしたくない。
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