昨年の11月から受講していた専修学校委託訓練コース「パソコン・ビジネス実務科」の授業が1月末に漸く終わり、修了証書を手にしました。総訓練時間324時間。終わってみると短かったような気がしますが、月曜から金曜までの6時間授業、特に簿記だけ授業がきつくて、あと何日と指折り数えていた頃もあります。
　項目が増えてどんどん複雑になって行く2級の簿記では、PC会計という便利なソフトがある時代に、こんなの本当に必要かしらと、だんだん数字を見るのさえ厭になってきましたが、その難門に取り組んで少しずつ慣れてゆくうちに、以前悩んでいた3級の問題が容易く思えるようになりました。
　PC会計の授業は、もともとやってみたかったものなので、もっぱら数字を打ち込む作業でしたが、これは苦にならず楽しく出来ました。一応の打ち込みに慣れてから、２級では会社の創業ということで自分の名前をつけた会社を立ち上げ、基本情報を入力し、期首から期末までの日常処理、決算処理まで習いました。因みに私の社名は「セリドットコム」、これは実務ですぐに役立てそうです。
　パワーポイントの授業では、ある会社の新しい製品販売のためのプレゼンテーションの作成。与えられた資料を元にデザインを変更したり、アニメーション効果をつけたり。全員が同じ資料を元にしても、それぞれの感性によって色彩やロゴの大きさなどが違うと全く別のものに仕上がって面白いもの。
　卒業制作では、５枚から10枚までのスライドを使って自己紹介の作成。趣味のこと、子どものころのこと、海外旅行のこと、家族のこと、ペットのこと、などなど20数名がそれぞれ個性溢れた作品を披露しました。
私の作品名は「私は華麗な？未亡人」、表紙はバレリーナをターンさせて名前とタイトルを後出し。2枚目は「自己紹介」、3枚目は「夫はプロの将棋指し」、4枚目は「子どもは3人」、5枚目は「おばあちゃん稼業は大忙し」、6枚目「老後の設計」、7枚目「再就職」。
あちこちから沢山イラストを探しては盛り込んで、楽しい記念になる作品が出来ました。