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ゴン太の日記帳 (6) 目黒 ゴン太
インドの地下核実験成功のニュースは、翌日の朝刊のトップに有った。日本としても、世界中の国々は驚きを隠せないといったことが報じられていた。しかし、そこで自分が驚かされたことは、インドを非難する声一色だと踏んでいたのに、各国の反応は、まちまちなのだ。自分個人としては、もちろん核実験など、大反対であっただけに、少し期待外れというのはおかしいかもしれないが、そんな気分になった。どうやら、その訳は核兵器軍縮の為の条約、NPT(核拡散防止条約)、CTBT(核実験全面禁止条約)に有る様であり、かいつまんで説明すると、これらは既に核保有している国はしょうがないが、これから核を持ちたい国は絶対持ってはダメと何とも、核保有国にとって都合良いことになっており、これらを踏まえると、発展途上国の支持を集めることにもなってくるらしいのだ。又、今回の実験は、大国へのアピールであり、長期的に見れば大国が核軍縮せねばならないというプレッシャーをかけることになるという。だから、インドばかりは責められないという意見が多いらしい。 まるで、子供のケンカの様に見えるが、これは、紛れもなくこの世界の中のトップクラス同士のかけ引きというからたまったものではない。インドばかりを責められないとあったが、核実験行った時点で充分に言及すべきだし、又、今現在、インドを猛烈に非難しているアメリカ等も、今年中に何度も行っている訳で、自らが先頭に立って軍縮を進めてゆくべきだし、そのアメリカ相手に苦言を呈することができるとされるのが、(本来は、国、人種等関係無く、声高にして言うべきだが)唯一の被爆国としての日本の、日本人の役割とするなら、全うしてゆくべきであろう。とにかく、核の廃絶を見るまで戦い続けなければならないのだ。 このページについてのお問い合わせは次の宛先までお願いします。 |