競馬徒然草(162)
―09年2歳新馬戦―
2歳馬の新馬戦が始まっているので、「今年はどんな馬が有望なのだろうか」と、ファンの関心も新馬戦に向けられているようだ。今のところ各競馬場で1日に1レースであるため、まだ出走頭数は少ない。また、距離が1000、1200、1400、1800メートルとさまざまである上、芝コースだけでなくダートコースも使われているので、単に勝ちタイムだけでは能力の比較がしにくいものがある。しかし、その点を考慮しながら、距離別にタイムの速い馬を挙げてみると、次の通りだ。
コスモソルステイス(牡) |
札幌(芝1000) |
57秒6 |
リネンパズル(牝) |
福島(芝1000) |
57秒9 |
アイシークレット(牝) |
札幌(ダ1000) |
59秒7 |
エーシンダックマン(牡) |
阪神(芝1200) |
1分09秒7 |
ステラリード(牝) |
札幌(芝1200) |
1分10秒0 |
ツルマルジュピター(牡) |
阪神(芝1400) |
1分22秒2 |
ダノンパッション(牡) |
阪神(芝1600) |
1分39秒4 |
ロードシップ(牡) |
福島(芝1800) |
1分50秒7 |
ざっと以上の通りだが、これから新馬勝ちする馬との比較をする上で、一応の目安にはなるだろう。今後、どんな馬が登場するか、楽しみである。
(新倉 弘人)