安全地帯(348)
−信濃 太郎−
新年宴会と言う同期生の集まり
横浜、川崎、湘南に住む同期生たちの合同新年会に出席した(1月23日・横浜)、参加者は47名(うちご婦人6名)の多きにのぼる。これひとへに幹事・鈴木久衛君、小池俊夫君、霜田昭治君の周到な準備のたまものであろう。首都圏代表幹事と言うので挨拶させられた。その中で座興として日本記者クラブが毎年試みている「2012年予想アンケート」を配布。全問正解者と全問不正解者には賞品を出すと述べた。アンケートの解説はしなかった。昨年の「予想アンケート」の私の答えは『4点』で、解説の資格なしである。日本記者クラブの昨年のアンケートでは正解者がいなかったものの9点が二人もいた。この会が終わるまでに回答したものが3人いた。日ごろ新聞をよく読んでいる同期生であろう。
元国会図書館長の指宿清秀君は『「12月31日現在のわが国の首相は誰か」の質問は難しいなあ』と言っていた。昨年の、この質問の正解者はたった2人であった。
古屋康雄君がハーモニカ演奏をした。75歳の時、病気をして肺活量が減ったので進められてハーモニカを始めたという。校歌、軍歌などを次々と吹く。見事である。譜面がなかったので自己流で吹きますと59期生会歌をやる。自然にみんなの口から会歌が漏れる。演奏が終わって早速、前首都圏代表幹事の西村博君が4月24日佐久市の権現山で開く碑前祭で「校歌」と「海ゆかば」を演奏してくれと頼む。古屋君は一度も参加したことがない。碑前祭でこれまで楽器を演奏したことはなく、新しい試みである。これで今年の碑前祭は盛り上がりそうである。園部忠君も参加の意思示してくれた。現在奥さんが病気で一泊はできず日帰りだという。頂いた名刺の裏に「利き腕の左手重く春遠し」とあった。小林次男君からは「嗚呼原町陸軍飛行場」(原町飛行場関係戦没者慰霊顕彰会・平成19年7月31日発刊)、句集「八牧美喜子集」、季刊「はららご」(秋冬号2011年・編集発行人八牧美喜子)を頂く。昨年12月10日号「銀座一丁目新聞」の「追悼録」で八牧美恵子さんの著書「いのち」を取り上げた。小林君は八牧美紀子さんも御主人も知り合いであったのでこの記事を送ったところ著書が余分に送られてきたので差し上げるということであった。望外の歓びである。いずれ機会を見て八牧美喜子さんの句集を取り上げたい。友人との交流は自然と絆を深め、己を豊かにしてくれる。
「初春や同期の集い歌流る」悠々
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