安全地帯(189)
−信濃 太郎−
日本の夏はこれから40度を越える
この夏日本列島は猛暑に襲われた。岐阜県多治見市は40・9度という国内最高を記録した(8月16日)。熱中症で死者が15人も出た(8月17日発表)。アメリカでも中西部から南部にかけて40度を越す熱波に襲われ、16日までの10日間で合計37人が死亡した。地球温暖化が進む一方のこの世界で日本の夏も来年以降40度を越えるのが状態となるかもしれない。
毎年、夏のこの時期、毎日新聞社会部時代の友人と軽井沢で1泊・2日間ゴルフを楽しむ。今年は8月16日、17日に開催した。すでに全員OBで、81歳の私を別格として、最低年齢は64歳から69歳。職業は大学教授2人、団体役員2人、会社顧問2人、編集者1人である。平成元年から始まって今年で19回目を迎えた。参加者は年々減るばかりである。年をとれば仕方あるまい。私は「耐暑訓練」と思い頑張ることにしている。2日間の成績で優勝者を決める。
昨年も同じ16、17両日であった。昨年は体調が余りよくなく、頭に水をぶっ掛けてプレーしたのを記憶している(成績は初日53、65、2日55
、54、H15)。今年の初日はキャディも驚く猛暑であった。脱水を避ける意味でひとホールごとに凍らしたボトルの水を飲んだ。2日は少し風があってすごしやすかった(成績は初日56、58
、2日53、54、H15)。ちなみに優勝者は毎日書道会・事務局長・寺田憲一君(初日43、48、2日45、43、H9)であった。スコアはともかく、この記録的な暑さを乗り越えてプレーできたのに体力に自信がつく。ふんばりのメドも立つ。
ゴルフもいいが、食事時に交わす雑談が楽しい。ベストセラー「反転・闇社会の守護神と呼ばれて」の著者・田中森一の人物評、小池百合子防衛大臣の人事のやり方、交通ペンクラブの話、俳句、書道の話題など多岐に亘り、私には記事のヒントになるものばかりであった。友遠方から来る。損得を抜きにせし交流、楽しき哉・・・来年も8月18、19日開く。やる事が早いのが気持ちがよい。 |