2001年(平成13年)10月20日号

No.159

銀座一丁目新聞

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水戸育児便り(7)

大鹿 朋子

 芹さん芹さん・・・彩花も1歳の誕生日を迎えました。
なんだか・・・時間に追われ一年の早いこと、早いこと。
 2840グラムで誕生した彩花も今では8600グラム。生まれた時の約3倍です。
 これでも標準よりはずいぶん小さいく、1歳検診では指摘されたぐらいです。
 1歳の誕生日を迎える3日前にやっつと3歩ぐらい歩けるようになったと思ったら、あっと言う間10歩歩いた!!と喜んでいたら1週間後にはハイハイは忘れたしまったみたいです。
 歩き始めるのが遅かったので心配してたのに〜あの心配はなんだったのでしょう。
 今ではテーブルの上には登るし、意味もなく走り、顔から激突!!
なんてことも毎日。顔はアザだらけ!!
男の子か女の子か分からない状態です。ママは可愛くおしとやかに育てたいと思っているのに・・・・
 そうそう、こちらでは、1歳の誕生日に歩けるこどもに一升餅を背負わせてわざと転ばせるんです。
東京ではこんな事するのですか?
 こちら茨城では・・・そんな行事ばかりでやになってしまいます。
 こどもが生まれてから、21日目帯焼きと言うので近所の家を回りお披露目をし、33日目お宮参り。
 初節句がまた大変・・・これで私はこれでずいぶんもめました・・・・。
 とにかく後は七五三です。
 テレビなどで結婚式に負けないぐらいのお披露目をやってるのを見たことがあると思いますが・・・
まさしく主人の実家はその地区なのです。おそろし〜!!!
 後になりましたが・・・何故重いお餅を背負わせて転ばせるか分かりますか?
 「家から出ていけないように・・・」です。って・・・こわ〜い
 これが・・・家を継ぐ為の昔からの教育だったのですね。
 芹さんどう思いますか?東京で自由に育ててもらった私には、理解も受け入れることもできないです。
 これが・・・噂の「八つ墓村」って感じです!!!ワ〜ッ〜!!



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