牧念人 悠々阪神が勝った日の翌朝、必ずといっていいほど「デイリースポーツ」（本社神戸）を買う。一面に勝った阪神タイガースのニュースがデカデカと載っているからだ。関東地区で阪神を大きく扱うのはここだけである。他のスポーツ紙の扱いはきわめて小さい。
グリーンウェルに代って、ロッキーズのダーネル・コールズ内野手（34）が6月9日にくるとか、一番に座った新庄選手（5月29日対中日戦から）は六、七番に置くのが得策とか、阪神のニュースはスミからスミまで目を通す。
理屈抜きに阪神が好きなのである。私たちは、今シーズン、阪神球場の主催ゲームに限って、球場内、あるいはその周辺で「がんばれ阪神タイガース新聞」（タプロイド版、８ページ）を無料で配布する計画をたてた。ところが、阪神球団のOKがとれず、そのため取材の協力もままならなくなったので断念した。順調にいっておれば、がんばれ阪神タイガース新聞」はファンに歓呼の声で迎えられたであろう。
はじめからホームページでこの新聞を世界のファンに発信しようと思っていたので４月10日No.1号からつづけている。この新聞については阪神球団に一切知らせていない。「がんばれ阪神タイガース新聞」をプリントして送ってもいない。
私の信条は、「何事につけ自然体を心掛けよ」「常に南風のように温かく人に接しよう」である。
私が阪神ファンである以上、時間が問題を解決してくれるであろう。