安全地帯(526)
信濃太郎
日本記者クラブ「2017年予想アンケート」
日本記者クラブが恒例の日本記者クラブ「2017年予想アンケート」を出した。個人会員の私は毎年「予想アンケート」を提出している。いつも成績が悪い。それだけ世の中は想定外の事が起きるか、不勉強という事であろう。なお、括弧内は私の答えである。
- 【1】12月31日現在のわが国の首相は誰か
- (安倍晋三)
- 【2】12月31日現在の民進党代表は誰か
- (細野豪志)
民進党の幹部を見ると、代表蓮肪。代表代行・安住淳、細野豪志,江田憲司、副代表・近藤昭一、長浜博行、神本美恵子、幹事長・野田佳彦の構成である。一応、人物、論客を見ると江田さんか細野さんをあげざるを得ない。
- 【3】日銀がマイナス金利政策をやめることを年内に
- (決めない)
黒田さんの日銀総裁の任期がこの3月で切れる。だが安倍政権が続く限りアベノミックスを推進する。とすれば今の金利政策を続けることになる。年金生活は金利5%、減税を強く望む。
- 【4】2017年東証大納会の日経平均株価終値は2万5千円を
- (超えない)
アメリカの景気次第だが一時上がるにしてもトランプ大統領の身辺が騒がしい。「トランプ・クレムリンゲート」と言われている。ニクソンの二の舞にならならないと言う保証はない。この1年政治は不安定とみる。
- 【5】トランプ―金正恩の米朝会談が
- (行われない)
金正恩は会見を望んでいるであろうが何かと多忙を極めるトランプにはその余裕はない。
- 【6】仏大統領選でマリーヌ・ル・ペン氏が当選
- (する)
英国のEU離脱、共和党トランプの大統領就任はいずれもグローバリーゼイションンが生んだ『貧困の格差』による。さらに難民・移民の流入で福祉政策がいびつになり国民の間から不満が続出した。アメリカでは「白人中間層の革命」と言われた。国家の復権を望む声が強くなりつつある。
- 【7】将棋の第2期電王戦で佐藤天彦名人が将棋ソフトPONANZAに1勝以上
- (しない)
人工頭脳は日進月歩である。これまでの棋戦をすべて記憶できる。その対応も瞬時に出せる。*電王戦はプロ代表と将棋ソフト代表の2番勝負。16年は山崎隆幸8段がPONAZAに2敗した。
- 【8】日本人がノーベル賞を受賞(ジャンルを問わず)
- (する)
あらゆる分野で日本にはノーベル賞受賞候補者がいる。毎年授章が出もおかしくない。
- 【9】サッカー日本代表が2018年開催ワールドカップロシア大会本選出場を
- (決めない)
- 【10】ゴルフの松山英樹選手が4大メジャー大会(マスターズ、全英オープン、全米オーップン、全米プロ)のいずれかで優勝
- (しない)
【9】【10】の答えは勘に頼るほかない。