1999年(平成11年)10月1日号

No.86

銀座一丁目新聞

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茶説

映画「伝説の舞姫、崔承喜」韓国版をつくりたい

牧念人 悠々

 映画「ルイズ その旅立ち」の監督、藤原智子さんが、いま、長編記録映画「伝説の舞姫 崔承喜(チェスンヒ)― 金梅子(キンメジャー)が追う民族の心」を製作している。

 崔承喜は、1911年ソウルに生れ、少女時代から石井漠に師事。モダンダンスを韓国の伝統舞踊に結びつけ、韓国現代舞踊を創作した。そのたぐい稀な美貌と体躯と才能と努力によって日本はもとより世界の舞姫とうたわれた。欧米各地の一流舞台を踏み喝采を浴びた。パリ公演以来のファンだった周恩来により北京の舞踊研究所に招かれ、京劇の改革も行った。

 藤原監督の話によると、戦前、崔承喜の舞踊を見て勇気づけられたという在日韓国人一世、石井漠さんの遺族などのインタビュー、中国に残っていた崔承喜の貴重なフィルム、さらに、韓国舞踊の第一人者、金梅子さんの崔承喜の足跡を訪ねるとともに古典舞踊を披露することになっているという。

 このドキュメント映画は、10月16日、午後1時から埼玉県与野市の「彩の国さいたま芸術劇場」で上映される。

 

 訴えたいのは、この映画の韓国語版を製作して、韓国で上映、日韓文化交流の実をあげたいのである。2002年のサッカーワールドカップの日韓共同開催を盛り上げるためにも、韓国語版製作が欠かせない。

 映画の韓国語版製作には少なくとも1500万円かかる。このスポンサーが欲しい。

 韓国では崔承喜の映画が日本で製作されるというので、すでに話題を呼んでいる。金梅子さんはソウル・オリンピックのフィナーレの演出者としても知られている。

 企業メセナとしても、知名度をあげるためにも格好の対象だと確信する。

 「崔承喜の映画をつくる会」の代表は牧内節男(前スポーツニッポン新聞社長)である。

連絡先は電話(03-5250-9225)、FAX03-5250-9227

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