皇室担当のジャーナリストの間で、皇太子妃、雅子さまへの同情が高まっている。その第一は、なぜ、お世継ぎの赤ちゃんが生まれないのか、という裏の事情。雅子さまは、アトピー症で、首に巻くスカーフも、アトピーの皮膚炎を隠すため、というのだが、それ以上に、ジャーナリストたちが憶測するのは、「アトピー症の薬物では?」と不妊の原因を指摘する声である。いま、皇室関係者の間では、「秋篠宮の第三子が男の子であってほしい、」という皇位継承順位の話題まで出ているとか。「雅子さんが、かわいそうだ」という同情論は、噂を超えて深刻だ。
同情論の第二は、「雅子さんの服飾センスが地味すぎる」というもの。専属服飾デザイナーの君島一郎氏が亡くなって、雅子さまの服飾デザイナーは、皇室専属の植田いつ子さんに代った。上田さんの服飾センスは、皇后にはピッタリなのだが、若い雅子さまには地味過ぎて、秋篠宮妃の紀子さまより見劣りする、と彼らはいう。紀子さまの専属デザイナーは、西田武生氏で、紀子さま向きのセンスは、雅子さんの比ではないとか。
同情論の第三は、皇太子と雅子さまの海外旅行(皇室外交)が、極端に少ないことだ。皇太子が結婚して四年、海外旅行は中東訪問の一回だけ。秋篠宮は何回も海外へ出かけ、紀宮様も日仏文化会館の開会式にフランスへ。天皇、皇后は、最近のブラジルなど南米旅行のほか、たびたび海外に出かけている。
なぜ、皇太子と雅子さまが外されるのか。まして外務省キャリヤ組出身の雅子さまこそ、海外向きでは?と思うのだが、不思議なほど「カゴの鳥」のままである。「東宮侍従長が堅物すぎて、融通がきかないのですよ」と皇室ジャーナリストたちは口を揃える。「いまの皇室は、ボクらの目から見ても、疑問だらけ」だそうで、皇室ジャーナリストの雅子さまへの同情は、一向に消えていない。(佐々木 叶)